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別府鉄輪むし湯 (大分県)



数ある別府の共同浴場の中でも、ぜひ紹介したいのが、鉄輪むし湯。私が訪れたのは2004年の年末だが、この温泉「来年にはなくなる」と、番頭のおばさんが嘆いていた。つまりもうなくなってしまっているかもしれないのだが、それならそれで復活を願って、ご紹介したい。

わかりにくいですが、右下の矢印の所が木の扉になってます。

別府のガイドブックでは必ずといっていいほど紹介されている、ものすごく有名な鉄輪むし湯だが、「えっ?ここが?」と驚くような、公民館風のかなり古い(小さい)建物で、しかも番台のおばさんが「ここ」と指す所にはお地蔵さん以外、何も見当たらない。 からかわれてるのかと思いきや、お地蔵さんの下にある、古びた木の扉の奥が「むし湯」
扉と言っても、身をかがめてしか入れないほどの大きさで、実際、むし湯に入るときも、這って入る。

手順もきちんと決まっていて、まずは内湯で体を洗ってから、Tシャツと短パンに着替え、木の扉をくぐる。中は真っ暗で、8畳ほどの広さしかなく、天井も低いので、這ったまま移動。石の上にタオルを敷き、頭をのせ、草の上に横たわる。草は「石菖」セキショウという薬草で、新しい畳のような匂いがする。(いい匂い)
この体勢で我慢。サウナ状態ムンムンで、しかも時々天井からポタリと熱い水滴が落ちてくるので、目は閉じている。 我慢我慢して、我慢できなくなったら、入口の扉を思いっきり押すと外へ出られる。

この草が石菖

サウナの苦手な私だが、気が遠くなるほど我慢して、10分。普通の人は7分で出て来るそうだ。私のすぐ後に女性が二人で入ってきたが、彼女らは6分だった。(番頭のおばさんが計ってる。あんまり出てこなかったら倒れてるから助けに行かないと・・・)
「効きそうな」むし湯室に入ってるときより、外に出た時のほうが気持ちい〜。美味しくビールを飲む為に、ジョギングに励むおじさんみたいな心境だ。

むし湯の後はおばさんの勧めに従い、近くの「渋てしまった。

さて、ここで使われている「石菖」は、建物の二階で乾燥されている。部屋一杯にまだ青い石菖を敷詰め、乾燥させ、第3木曜日にむし湯に敷き替える。敷き替えた直後のほうが、より「熱い」らしい。 

内湯は男女別だが、むし湯は男女一緒。 2004年末の時点では大人210円、朝の 6時半から夜8時まで営業。0977-67-3880

〜薬効バツグンな感じ〜
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